6月24日(木) Takashimaya Style

 Takashimaya Style というのは,あのJR名古屋高島屋百貨店が毎月発行している情報誌のことです。新聞大の大きさで見開き4頁の紙面です。
 高島屋がこの紙面上でもって,新しいライフスタイルやファッションを主張しているのです。

 さて,この情報紙に関連して,4月の中頃,下記のメールが届きました。

 突然のメールをお許しください。
 ***の****と申します。
 高島屋百貨店の広告代理店です。

 名古屋タカシマヤの広告媒体で「タカシマヤスタイル」と称する月1回発行の媒体がございます。
 毎月テーマを変え、読者に生活提案をしております。
 5月号はアウトドアの特集で、ヨーロッパ各国のバーベキュースタイルをメインに企画しました。
 その紙面の中で、「貴族が楽しんだアウトドアの遊び」のコーナーがございまして、クロッケーとともにバドミントンを紹介する予定でおります。

 つきましては、蘭様のHPにあります、「1874年のバドミントンのプレー風景」でThe Graphic誌に掲載された写真をご使用させていただけませんでしょうか。

 というものであったが,これは,私がこの徒然なるままにの中で,1月8日に書いた「1874年のバドミントンのプレー風景」をご覧になってのメールと思われた。

そのページは→ここ

 親切心あふれる私といたしましては,お断りする理由をまったく見つけられず,早速,額縁から例の絵を取り出し,慎重に厚紙やビニールシートで包んで,クロネコヤマトの宅急便でお貸しした次第です。

 で,例の写真がちゃんと使われていました。

 で,これは余談なのですが,今回は絵を宅急便でお貸ししたのですが,なんと,絵の使用料を頂いてしまいました。
 やはり,高島屋は良心的です

 こんな臨時収入があったときは,家族で食事に行くことにしています。貧乏なあららぎ家としましてはこんな事があったときでないと贅沢はできません。ということで何を食べに行くかということで家族会議を開きました。そこでは色々な意見が出されましたが,結局はステーキを食べにいくことになりました。今はもう終わってしまいましたが,娘達がテレビアニメの「お邪魔女ドレミ」の大ファンなのです。そして,そのドレミちゃんの大好物がステーキなのです。テーマソングでも,「朝昼晩とステーキ食べたい」と歌っているくらいなので,よほどステーキが好きみたいです。だから,ステーキを食べたいと娘達が主張をし,それが家族会議で認められたというわけなのでした。
 
 こんなHPですが,続けていると色々なことがあります。

 また,また,余談ですが,東海テレビが毎週金曜日の夜7:00からやっている番組で「西川きよしのご縁です!」というバラエティーがあります。これに関して,先日その番組制作者と名乗る方から大学に電話がかかってきました。で,何かと思いましたら,西川きよしがバドミントンをするので,そのときにこのサイトで紹介している色々な写真を使わせてほしいとのことでした。そこで,そんなことやったら遠慮せずに,じゃんじゃん使って下さいな,と伝えておきました。そうしたところ,先週の金曜日,おもしろ半分にその番組を見ていましたら,やっぱりきよしさんがバドミントンをやっていました。そして,最後のところでこのサイトで紹介している写真がでかでかと何枚か出てきました。子供達はリビングにかけている絵や写真が突然テレビに出てきたので,大喜びしていました。

 ということで,色々なことがある今日この頃です。

 では,今日のところはこの辺で。

6月17日(木) 夜叉が池

 夜叉が池というのは,岐阜県は坂内村と福井県は今庄町との県境にある池で,あの夜叉伝説の舞台となったところです。三周ヶ岳と三国岳のちょうど中間に位置する,とても人気がある場所です。

 さて,夜叉伝説とは
 弘仁8年(817年)は、大旱魃の年で,美濃国平野庄(現神戸町)でも、農民の生活は悲惨なものだったそうです。郡司安八太夫安次は枯れ果てた田畑を見回っていた時、やけつく路傍のくさむらの中に一匹の小蛇を見つけました。安次は藁にもすがる思いで「小蛇よ、お前が雨を降らせてくれたなら私の愛しい娘をやろう」と語りかけました。するとその夜、どこからか雨雲が巻きおこり、大豪雨が田畑をよみがえらせました。それとひきかえに、約束どおり安次の次女夜叉姫が小蛇(龍神)の化身である若者の妻となり、山また山を越えた山頂の池(夜叉ヶ池)に身を沈め、幽界の神として鎮まることになりました。という,とても悲しい伝説なのです。

 今回は,この山また山を越えた山頂にある夜叉が池に,今週の日曜日,女房と7歳,6歳,4歳の3人の子供と5人で登ってきました。
 ということで例によって山行報告です。

 坂内村の夜叉が池登山口は車で国道303号線をひたすら北上し,岐阜市内中心部からだと約2時間で行ける場所にあります。

 登山口はきれいに整備されて駐車場やトイレもあります。しかし,さすがに人気のある山なので日曜日などは駐車場も車であふれかえり,林道に路上駐車しなければならない場合も多いと聞いてます。

 当日は朝の8時過ぎに自宅を出発し登山口に着いたのが10時過ぎ,まあまあのドライブを楽しみました。

夜叉が池登山口

 10時15分に登山口を出発し神秘的な池を目指しました。



上の写真は幽玄の滝と呼ばれている滝です。
登山口から歩くこと約1時間20分のところにありました。
夜叉姫がこの滝で身を清めてから池に身を沈めたそうです。
この滝の水は肌を若返らすという言い伝えがあるそうで,女房などは盛んに顔を洗っておりました。



上の写真は昇竜の滝と呼ばれているものです。
まさに,竜が天空に舞い上がるがごとく流れています。
清涼感たっぷりといったところです。



上の写真は夜叉壁と呼ばれる岩壁です。
ここを横目で見ながら最後の急登が始まります。
岩場にはロープが設置されていますが足を滑らせたら谷底まで真っ逆さまです。
特に4歳の息子には神経を使いました。
また,登るよりも降る方が遙かに危険です。
降るとき,さすがにここだけは女房と私とで息子の手を引きいったん30mほど下の安全な場所まで下りました。
そして,私一人で再び登り,上に待たせていた6歳の次女の手を引きまたおりました。
さらに,再び私が登り,最後に7歳の長女のサポートをしながら降りてきました。



ここが夜叉が池です。
約2時間で到着しました。
とてもきれいな水をたたえていました。
やっとの思いで到着した事もあって,女房が池の水で手を洗おうとしたら,自然監視員の方に注意を受けました。
この池の水が汚されると世界でここにしかいない,夜叉ゲンゴロウが絶滅してしまう怖れがあるそうなのです。



これが夜叉ゲンゴロウです。



イモリもたくさん泳いでいました。



あららぎ家登山隊↑は往復5時間かけて神秘的な山登りを楽しみました。
そして,帰りには大野温泉に入って帰りました。
さらにそして,夕飯は貧乏なので本当は外食などできないのですが,みんな本当にがんばったので中華料理を食べて帰りました。

山は本当に良いですよ。
そして,家族で登ればもっと幸せな気分になれますよ。
ということで今日はこの辺で。

ごきげんよう。


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