6月10日(木) おぞましい光景

 先日,6歳と4歳になる子供2人を連れて金華山に登りました。馬の背コースを2時間かけて登り,頂上でレトルトのカレーライスを作って食べました。
 しかし,こうやってがんばって山に登り,自分の手で料理をして食べるものは本当においしく,子供にとっても何よりの教育になると,つくづく思ったりもします。

 さて,山を下りて帰宅途中,例によって安八温泉に向かいました。そこで,安八温泉のすぐそばの田圃で,標題にある場面に出会いました。それが以下の写真です。


 なんと,本物のカラスが首を紐で縛られた状態で吊されているのです。
 これはどう見ても子供のいたずらではありません。
 きっと,カラスが農作物を食べ荒らすので,見せしめにこの様なことをしているのではないかと思われました。
 しかし,何とも残酷な様子で,まさしくおぞましい風景でした。

 でも,いくらカラスが賢いといっても,見せしめにこんな事をしても効果はないようで,回りにはカラスが飛び跳ねていました。


 これって,やっぱり動物虐待に当たるのではないでしょうか?
 どうも子供に見せられる光景ではないということで,後部座席の2人を見ると山登りで疲れたのか,熟睡状態でした。よかった,よかった。
 
 ということで,こんな残酷なことは絶対にやらないようにして下さいね。学生の皆さん。


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6月3日(木) 東海女子大学オリジナルピンバッジ

 先日,自転車通勤の途中で,大学近くの境川の堤防を通りました。そうしましたところ,下の写真の通りに鵜が羽根を乾燥させるために大きく左右に羽を広げていました。



 で,このポーズ,これはどこかで見かけたデザインでありまして,それはこの下の写真。



 実はこれ,つい最近,東海女子大学の学生部で販売されるようになった,大学オリジナルピンバッジなのです。
 中央に描かれているデザインは,実は,東海女子大学の校章なのです。
 そして,これは岐阜のシンボルでもある「鵜」をイメージしてデザインされたものなのです。
 ちなみに,鵜がくちばしに何かをくわえています。そう,これは,鵜が鮎をくわえているところなのです。
 すなわち,鵜飼いの鵜をイメージしているのです。
 またまたちなみに,大學と書かれている背景の白い部分は富士山を表しています。
 
 時々十字架と間違えられますが,実はこんなに深い意味があったのです。
 学生の皆さん知っていましたか。

 で,例のピンバッジ,学生部の窓口にて450円で販売していますので,学生の皆様には是非ご購入下さい。
 
 それでは今日はこの辺で。


 学生部よりのお知らせでした
 
 と,ついでに,学生部が同窓会のページも作りました。
 どうぞ覗きに来て,書き込みでもしていって下さい。それは→ここ
 それでは本当にごきげんよう。

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5月25日(火) 長者の里

 先日,岐阜県は春日村にある長者の里というところに家族5人で遊びに行ってきました。

 この春日村というところは,あの徳川家光を三代将軍に育てあげ、後に江戸城大奥に比類のない権勢をふるった春日の局ゆかりの地です。また,この村にはさざれ石公園というのがあって,ここにはまさに,君が代でうたわれているさざれ石の元となった石があり,県の天然記念物にも指定されています。


 さて,長者の里とは,春日村の山深い場所にある自然公園です。キャンプ場があり,テント泊ができます。コテージやバンガローもあり,すぐそばでは渓流釣りを楽しむこともできます。また,森の博物館というのもあり,昔,私たちの祖先が森とどのように付き合いながら生活していたか,といったことを勉強することもできます。貝月山への登山口もあります。テニスコートもあります。自然に囲まれた,本当に良いところです。にもかかわらず,岐阜市内からだと1時間あまりで行けるロケーションにあります。今年の夏休みはここで家族5人,キャンプをすることにしています。


長者の里入り口

 長者の里の由来ですが,その昔,奈良時代のことですが,この地には木地師である森林民族が住んでいたそうです。そして,そのなかで隆盛を極めた一族を人々は粕川長者と呼んでいたそうです。つまり,この地名は粕川長者に由来しています。したがって,この一帯は長者平と呼ばれ,この公園の名が長者の里となったというわけです。

 今回,この長者の里を訪れた目的の第一は,この公園の中にある「アトリエ のの」という染め物工房を訪ねるということでした。女房の元同僚で私もよく存じ上げている方がここに勤務されているのです。そして,染め物の指導をされているのです。



アトリエのの,工房内

 ということで,7歳,6歳,4歳の子供達に体験学習ということで,ハンカチの藍染めをさせてきました。
 で,当日,お昼前に,さあ始めようとしていたら,突然,アトリエの事務所に電話がかかってきました。それは公園事務所の責任者からのものでした。
 内容は,今,東海テレビの撮影スタッフが春日村の特集番組の制作のために長者の里を訪れている,ついては,もし客が体験学習をしているのならばそれを撮影させてほしいとのことでありました。子供はいやがっっていたようですが,断ると私たち以外には体験学習者がいないということで,例の知り合いが困ってしまいます。また,どうも女房はテレビに出たい様子で乗り気でした。ということで私は撮影をOKいたしました。
 で,2時間ほどの体験中,断続的にですが,ずーっと撮影スタッフはつきっきりでテレビカメラを回しておりました。もちろん,私はテレビカメラに撮られるのは嫌いなのでテレビカメラのアングルの外に,ずーっとおりましたが。


 
ちなみに,ここのアトリエには芳名帳という物が置いてありました。ここを訪れた人が記名をするためにということでです。
 ちらちらとめくっていましたら,総合福祉学科の3年生で,昨年私のゼミに所属したFさんとMさんも訪れていました。


撮影の様子
 

 6月のある番組で放送するそうです。ほんの数秒かも知れません。もしかしたらカットされるかも知れません。テレビ局の仕事なんてそんなものです。

 私が東海女子大学バドミントン部の監督をしていたときもよくありました。バドミントン部の取材をしたいということで朝から夜まで取材スタッフは撮影をしていました。しかし,放送されたのはたった3分とか5分とかという事がよくありました。インタビューも受けました。30分もしゃべらされました。しかし放映されたのはたった30秒とかひどいときは10秒くらいというときもありました。内容も事実優先というよりはスタッフの恣意が優先されているなという感を持ちました。

 だから,ワイドショーや,色々な報道番組でも,やらせをはじめ色々な不祥事がありますが,私はそんなことがあっても驚きません。テレビなんてものは元々そんなものだと思っているからです。テレビ報道をはなから信じてはいけませんよ。裏で編集をするなんて事は,なんぼでもできることですから。

 ということで,春日村に戻って。帰りには,かすがもりもりリフレッシュ村,というところで薬草風呂に入って帰ってきました。
 女房は捻挫をしていましたが,効能があったそうですよ。

 それでは春日村のことを知りたい方はここをクリックして下さい。


 それではさようなら。


 
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5月18日(火) 高畠教授デザインの便せん販売中