8月6日(水) 硫黄岳 |
東海学院大学の学生の皆さん、こんにちは。
東海学院大学の前期の授業もようやく7月31日で終了し、やっとの事で夏休みに入りました。
学生の皆さんにおかれましても、夏休みを満喫されていることと存じます。
ということで、私も、恒例の夏休み家族登山に行って参りました。
とはいっても、今年は、私が指導をしている羽島クラブの中学1年生男子2名が今度の日曜日に富士宮市で開催される中体連の東海大会に出場することになりました。
ということで、例年は、2泊3日か3泊4日で行っている夏山山行ですが、そんなにのんびりしている暇がなくなりました。
とはいっても、恒例の行事なので取りやめにすることは出来ません。
で、色々検討して、1泊2日で行くことにしました。
今回目的にした山は、八ヶ岳連峰の中央に位置する、硫黄岳でした。
そして、今回のメンバーは、例によって、小学6年生の女子1名、小学4年生の女子1名、小学2年生の男子1名、および私と女房の計5名でした。
早朝6:30に自宅を自家用車で出発し、名神自動車道と中央自動車道を利用し、諏訪インターで降り、長野県は茅野市にある八ヶ岳中央登山道の起点である桜平の駐車場に10:00過ぎにに到着しました。
桜平には50台くらい、無料で駐車できます。
そして、10:30頃に、山旅を始めました。
桜平駐車場にて |
桜平を出発すると、約30分で夏沢鉱泉に到着します。
ここには、山小屋があり、入浴することも出来ます。
夏沢鉱泉では、キンキンに冷えたトマトとキュウリが100円で売られています。
これを食べて、これからの山旅に備えます。
夏沢鉱泉 |
夏沢鉱泉からは、約40分でオーレン小屋へ到着します。
ここで、ラーメンを作ってお昼ごはんとしました。
そして、今夜の宿である小屋にチェックインをしました。
ここの小屋はとてもリーズナブルである上に、なんと、お風呂にはいることが出来ます。
大人素泊まり5000円、小学生素泊まり3500円ということで、子ども料金が設定されています。
通常、山小屋では、子どもも大人と同等料金を取られますが、ここでは子ども料金で済みます。
また、普通、山小屋でお風呂にはいることなどは考えられないのですが、この地は水が豊富で、薪で風呂を焚いてくれるのです。
長期滞在者が多い所以でもあります。
オーレン小屋の入り口 |
オーレン小屋に荷物をデポして、硫黄岳を目指しました。
硫黄岳への道はとてもよく整備されて、快適な登山でした。
20分ほどで夏沢峠に到着します。
夏沢峠にて 後ろの山が硫黄岳です |
夏沢峠を過ぎると、程なく森林限界に達しますが、そうすると、視界がぱっと開け、心地よい風につかれも吹っ飛びました。
森林限界を過ぎた頃からの登りです |
オーレン小屋から約2時間ほどで硫黄岳の頂上に到着しました。
頂上は広々としており、のんびりとした時間を過ごすことが出来ました。
また、眺望も最高で、横岳、赤岳、阿弥陀岳を目前に拝むことが出来ます。
顧みすれば、東西の天狗岳も、誇らしげに聳えています。
とても豊かな気持ちになれます、
硫黄岳頂上にて |
硫黄岳の爆裂火口 |
天狗岳 |
赤岳 |
頂上でのんびりしていると、遠くで雷鳴がとどろきました。
こんなところで、雷様と遭遇しても、あまりうれしくありません。
ということで、そそくさと、今夜の宿舎であるオーレン小屋へ戻った次第。
オーレン小屋へ戻ってからは、例によって酒盛り、至福の時間を過ごしました。
ウイスキーの水割りをやっています |
2日目は、降るのみということで、のんびりと桜平まで戻り、往路をそのまま帰路につきました。
しかし、こうやって、家族で登山をしていますと、子ども達の成長を肌で感じることが出来ます。
家族で過ごす時間の大切さも実感できます。
いつかこの子達が親元を離れていくことになるのかと考えると寂しくもありますが、いつまでも親に頼ってばかりでも困りますので、そのところが複雑なところです。
ということで、東海学院大学の学生諸君には、引き続きよい夏休みを満喫してください。
では、ごきげんよう!
7月19日(土) 佐渡ヶ嶽部屋 |
連日暑い日が続いていますが、学生の皆さんには元気に勉学に励んでいることと存じます。
暑い季節といえば、大相撲の名古屋場所ですが、連日熱戦が繰り広げられています。
これに関して、小宅の近くで、佐渡ヶ嶽部屋が金剛保育園の敷地内を宿舎としていますので、本日は朝稽古を見学に行ってきました。
ここ8年間ほど、毎年足を運んでいますが、先代の佐渡ヶ嶽親方、元横綱琴桜の頃の稽古は凄まじいものがありましたが、今日などはのんびりとした雰囲気で、指導者が替わると稽古の雰囲気もこうも変わるものかと、感じました。
バドミントンの練習も指導者次第でずいぶんと変わるものなので、ここは、一つ、ふんどしを締め直して、今日の練習に臨みたいと、気分を一新した次第です。
しかしながら、佐渡ヶ嶽部屋には、大関の琴欧洲と琴光喜がおり、また、関脇には琴奨菊が控えており、充実した布陣です。
ただし、もっと、組織的に、そして、計画的に稽古をしたら、もっと若手の力士も伸びてくるのではないかと感じた次第です。
オリンピックを目指すスポーツ集団の練習、および、気概と比べて、大相撲の、それは、かなりのんびりしていると感じた次第。
大相撲の衰退は、こんなところに原因があるのでは、と、思います。
ということでごきげんよう!
佐渡ヶ嶽部屋の宿舎の入り口です |
稽古の様子です |
大関 琴光喜関 |
大関 琴欧州関 |
関脇 琴奨菊関 |
6月24日(木) お久しぶりです |
東海学院大学の学生の皆さん、お久しぶりです。
このHPも久しぶりの更新です。
というのも、この4月から羽島バドミントンクラブの監督をお引き受けし(実質的にはその前から)、小中学生のバドミントン指導に明け暮れていたからです。
これに関して、2005年の5月に、個人的に、あららぎバドミントンクラブを立ち上げ、活動していましたが、羽島クラブとの合流の話が持ち上がり、それがとんとん拍子に進み、そうなった次第であります。
で、私はというと、小学2年生から中学3年生、総勢32名の面倒を見ることになり、貧乏暇なしの様相でバドミントン指導に勤しんでいる次第です。
はっきり言って、週に6日、小中学生のバドミントン指導をしています。
日曜日に試合や特別練習が入れば、それこそ休みなしです。
6月などは、バドミントン指導をしない日は、なんと2日間だけです。
もちろん選手は入れ替わるので、選手自身が練習するのは週に2〜4日ですが、こちらはほぼ毎日です。
私は35年以上のバドミントン歴を持っていますが、こんなにバドミントンをするのは学生時代を含めて初めてです。
正直なところ、仕事、そっちのけです。
とはいっても、大切な授業ですから、授業に関しては、入念に準備をしています。
そうなると、そっちのけにしているのは、委員会活動か、ということですが、ちゃんとLAN・HP委員と教育実習委員を務めています。
LAN・HP委員の方については委員長をしています。
とすると、さぼっているのは研究論文ということですが、これは子ども達のバドミントン指導にある程度めどがついたらそれを論文にしょうと考えています。
子ども達のバドミントン指導については、当然のことながら、羽島市バドミントン連盟から、東海学院大学の学長宛、羽島市在住小中学生のバドミントン指導を小生にお願いしたい旨の依頼状が届いています。
これについては、東海学院大学の理事長が岐阜県バドミントン協会の会長並びに岐阜県小学生バドミントン連盟の会長を務めていることに併せて、学長をはじめとして、教職員一同にスポーツ振興に対する意識が高いことが、私の活動をやりやすくしています
これに関して、ホッケー部からは、北京オリンピックに出場する選手も出ました。
その情報は ここ をクリック
したがって、私のバドミントン指導は、東海学院大学の地域貢献、社会貢献の一環として位置づけられています。
ですから、同僚教授達にも、頭が下がるね、といわれ、色々と助けてもらっています(どうもありがとうございますm(_ _)m)。
他方、当然のことながら、子ども達の指導をすることになったため、保険にも入りました。
どういう保険かというと、損害賠償保険です。
これはあってはならないことですが、自分のミスで子ども達にけがをさせてしまった時の賠償請求に備えてのものです。
最高1億円まで保証してくれます。
もちろんこれはお守り代わりに加入したもので、子ども達の安全に対する配慮には万全を期しています。
子どものスポーツ指導を志している学生の皆さんには、子どもを指導するというのはそのくらいの配慮が必要であること、念頭に置いてください。
話を元に戻しますが、このように身を粉にして小中学生のバドミントン指導をしていますが、子ども達への指導には報われることの方が多いです。
心を込めて指導すればするだけ、1週間、1ヶ月で、子ども達は、がらっと変わっていきます。
もちろんプレーも変わりますが、それよりも何よりも、心構えや、精神面があっと言う間に変わっていきます。
それに伴って顔つきが変わってきます。
そうなると、着実に成果も上がってきます。
そこまでいくと、練習がおもしろくて、やりたくてしょうがなくなります。
だから、最近では、練習開始時間の30分前には全員が揃うようになりました。
はやい子は1時間以上前に来ています。
そんなこんなで、先日行われた岐阜県ジュニアバドミントン大会では6年生男子と4年生男子が優勝してくれ、第9回全国小学生ABCバドミントン大会の切符を手にしてくれました。
指導者が報われる瞬間です。
ですから、私などは、帰宅後、家族をも巻き込んで、夜遅くまで祝杯を挙げたことは言うまでもありません。
また、翌日が日曜日で、珍しく練習もなかったことから、朝から余韻に浸りながら、また一献、傾けていました。
これじゃ身体にいいわけないよ、わかっちゃいるけどやめられない(めちゃめちゃ古い)。
もちろん、羽島クラブでは、女子もめきめきと力を付けています。
6年生女子メンバーは、揃って中学生になってもバドミントンを続けるといってくれています(これが指導者にとっては本当にうれしい!)。
ですから、今は、まだ、未完の大器ですが、きっと大きな花を咲かせてくれる子が続出することでしょう。
確かな手応えを感じている今日この頃です。
ということで、先日の授業の後で、HPの更新がない、と、ある学生さんに指摘されたので近況報告を兼ねHP更新します。
それではごきげんよう!
2月21日(木) 三菱自動車バドミントンホーストライアル |
こんにちは、お久しぶりです。
東海学院大学も明日の集中講義をもって、本年度の授業を終了します。
といっても、集中講義が開講されているのはほんの数科目で、今日などは、ほとんど学生の姿も見かけません。
ということで、徒然なるままに話題を提供いたします。
さて、標題のイベントが今年も、5月1日〜4日までの4日間にわたって、英国で開催されます。
といっても、バドミントン競技ではありません。
ホーストライアル、すなわち、総合馬術競技です。
総合馬術競技とは馬場馬術競技(調教審査)、耐久競技、障害飛越競技の3種目の合計点数によって順位が決定される馬術競技のことです。
そして、このバドミントンホーストライアルとは、英国のバドミントンという地で開催される世界最高峰の総合馬術競技のことなのです。
ちなみに、このバドミントンという地は、ボーフォート公爵家の地所で、そこにはバドミントンハウスと呼ばれる公爵家の邸宅があります。
当然のことですが、この競技はそのハウスを中心に開催されます。
また、このバドミントンハウスの中でやっていたということにちなんでバドミントンというラケット競技の名前が付けられたと考えられています。
バドミントンハウスの前での競技の様子 |
他方、そのバドミントンホーストライアルというイベント名の前には三菱自動車という日本の企業名が冠せられています。
これは、なんとこの日本の企業がこのイベントのメインスポンサーをつとめているからです。
しかも16年連続でメインスポンサーとなっているそうなのです。
これは、スポーツイベントのスポンサーとしては異例の長さだそうです。
今大会の優勝賞金は60,000ポンド(約1300万円)だそうです。
今年もまた、 Mitsubishi Motors Trophy(三菱モーターストロフィー)を巡って熱い戦いが繰り広げられることでしょう。
ちなみに、このトライアルの第1回大会は1949年にさかのぼるそうです。
開催されるきっかけになったのが、1948年に第二次世界大戦後初めて開かれたロンドンオリンピックだそうです。
すなわち、このオリンピックでも総合馬術競技が開催されましたが、ここで英国チームはよい成績を得ることができませんでした。
そこで、それを観戦していた第10代ボーフォート公爵が、乗馬を伝統とする英国がこのようなことではいけないと考えたわけです。
そのため、すなわち、英国のオリンピックチームを強くする目的で、ロンドンオリンピックの翌年から自分の地所でこの競技会を始めたわけです。
第10代ボーフォート公爵は、当時、英国王室の乗馬指南役を務めていたということなので、当然の行動だったのかもしれませんね。
一般に、英国で「バドミントン」というと、バドミントン競技よりもこのイベントを連想する人の方が、私の経験からすると、多いようです。
またまたちなみに、4年後に開かれるロンドンオリンピックで馬術競技はグリニッジパークで開催されるそうです。
もちろん、このグリニッジパークにはあのグリニッジ天文台があります。
そして、ここは伝統的に経度0度と定められているところで、グリニッジ標準時の基準となっています。
ということで、ごきげんよう!
The Mitsubishi Motors Badminton Horse Trials 2008 - 1st-4th May
オフィシャルサイト→ http://www.badminton-horse.co.uk/
1月1日(火) 子年 |
あけましておめでとうございます。
いよいよ、子年の始まりです。
本年もよろしくお願いいたします。
さて、本日は元旦ということで、我が身を清めるために、元日登山に行って参りました。
今回のメンバーは、小学5年生の女子1名、小学3年生の女子1名、小学1年生の男子1名と私の計4名でした。
今回目指した山は、恒例の山ではありますが、岐阜市最高峰の百々が峰(どどがみね 417.9m)でした。
早朝4:45に羽島市の自宅を自家用車で出発し、5:30前に百々が峰の登山口の一つである松尾池に到着いたしました。
そこで、登山の準備を整え、5:30に取り付き、慣れた道のりを淡々と頂上目指して歩を進めました。
登山口での様子です。 |
こんな感じで登っていきました。 |
6:30頃になると東の空が少しずつ明るくなっていきましたが、雪雲に覆われ、初日の出の期待は薄らぎました。
また、雪もちらほらと降ってきました。
しかしながら、ともあれ、頂上を目指そうということで、最後の急坂を上り詰め6:40に頂上に到着しました。
頂上に着きました。 |
今年は残念ながら初日の出を見ることは出来ませんでした。
日の出はありませんが、2008年の始まりです。 |
そして、下山、7:40に登山口の松尾池に到着、一路家路へ、帰宅後はお風呂で身を清め、家族一同おせち料理でお祝いをいたしました。
。
さて、いよいよ2008年の始まりです。
2005年5月に岐阜県小学生バドミントン連盟加盟団体として「あららぎクラブ」を立ち上げましたが、来年度からは羽島クラブと合同することになりました。
これは、羽島市のジュニアバドミントン強化に関わる流れの一環でそうなったもので、同時に、週に2回ほど羽島市の有望小中学生を対象として、ひたすら強化に特化した練習会を行うことになりました。
すなわち、羽島市バドミントン連盟、羽島クラブ一体となって、羽島市のジュニア育成をしていこうというものです。
現在、この構想に対して、他地区の方からも問い合わせがありますが、これは当面、羽島市の小中一貫ジュニア育成を旨とするものなので、羽島クラブのメンバーの中から強化対象選手が決められています。
悪しからず、ご理解のほどお願いいたします。
ということで今年もよろしくお願いいたします。
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