12月8日(土) 全日本選手権 |
本日は、子ども達をつれて全日本選手権を見てきました、といっても、それはバドミントンではなくフィールドホッケーの全日本選手権です。
というのも、東海学院大学のホッケー部が全日本インカレで準優勝したことで、この大会の出場権を得ました。
そこで、ホッケー部のほとんどの学生が小生の授業をとっているということで、また、今年の大会は各務原市にあるグリーンスタジアムで開催されるということで応援に行ってきました。
さて、この選手権は社会人の4強と学生の4強、計8チームが出場しています。
そして、4チームずつの2つのグループが予選リーグ戦を行います。
わが、東海学院大学はBグループで、一昨日にH・F・C−HANNOに2−0で勝ちました。
昨日は宿敵天理大学に3−2で競り勝ちました。
そして、本日は、社会人の1位ソニー一宮との対戦でした。
ソニー一宮には東海学院大学の卒業生も5名ほどいますが、ここは東海学院大学の勝利を信じるのみということで、気合いを入れて、スタジアムに入りました。
スタジアムで選手達の雄姿をみたら、これはもう血が騒ぎました。
試合に先立ち、スタンドから、東海学院大学がんばれ〜、と得意の大声を出して声援を送ったことはいうまでもありません。
選手達がその声に反応して、全員が私に向かって手を振って答えてくれたことには感動を覚えました。
子ども達もとても喜んでいました。
そして、子ども達はホッケーのおねえちゃん達に負けないようにバドミントンをがんばるといっています。
事実、ホッケー観戦後の本日のバドミントンの練習では動きが確実に違いました。
このように違うスポーツ種目の観戦は、子どもにとってはとても大切な経験であると痛感させられました。
試合は残念なことにも2−0で負けてしまいました。
しかしながら、選手達のがんばりには勇気と元気をもらいました。
そして、教室での顔とは全く違う、ホッケー部のすてきな面々に、スポーツって本当にいいなと思いました。
予選リーグは2位という結果でした。
明日は山梨学院大学との3位決定戦が控えています。
全力を尽くして勝利してもらいたいと思っています。
インカレ決勝で負けたお返しをてもらいたいと思っています。
女子ホッケーの日本代表は北京オリンピックの出場権をすでに獲得しています。
したがって、本学のホッケー部からも北京オリンピックへ出場する選手が出るものと思われます。
文武両道でがんばってもらいたいと思っています。
少なくとも小生の授業をとっているホッケー部員は文武両道です。
バドミントン部員も負けずにがんばってもらいたいと思っています。
ということで、東海学院大学の皆様には、みんなでホッケー部を応援しましょう。
では、ごきげんよう!
グリーンスタジアムでの試合の様子です。
11月21日(水) 広辞苑 |
ここ3〜4日、全国的にそうですが、ここ岐阜県美濃地方でも急に寒さが増し、木枯らしが吹いています。
そのせいもあってか、東海学院大学でも、風邪を引く学生が増えています。
私も、先週末には、ちょっと風邪を引きかけましたので、気合いを入れ直すために金華山に登り、その勢いで、稲沢市につい最近できた祖父江温泉に入ってきましたら、風邪がぶっ飛んでしまいました。
さて、標記辞書が10年ぶりに大改訂され、来年1月11日に第6版が発行されるそうです。
最近、このことがテレビや新聞で大きく取り上げられているようです。
これに関して、昨年の11月はじめに、岩波書店の広辞苑編集者の方から、日本バドミントン協会の事務局を通じて、メールをいただきました。
それによると、新たに1万語を追加するのだそうです。
そして、その中に、ジョージ・トマスとベティー・ユーバーの項目を設ける予定だというのです。
もちろん、ジョージ・トマスとベティー・ユーバーというのはバドミントンの発展に大いに貢献した英国人のことで、あの、国対抗の世界選手権、すなわち、トマスカップとユーバーカップの名称にも冠せられている名前です。
そこで、この2人のことについて詳しく教えてほしいという依頼でありました。
もちろん、ご依頼に対しては、私の知りうる範囲内でお教えいたしました。
トマスについて詳しく知りたい人は ここ
ユーバーについて詳しく知りたい人は ここ
さて、この2人の項目が、実際に加えられたかは、その後、聞いていません。
ですから、1月11日に発行されるのを楽しみにしています。
もし、本当に加えられたとしたら、バドミントン関係者としてはうれしい限りです。
ということで、久しぶりの更新でした。
では、寒さ厳しくなります折、ご自愛ください。
ごきげんよう!
8月10日(金) 北岳(3193m) |
夏休みも真っ盛りというところですが、東海学院大学の学生の皆さんにおかれましては、いかがお過ごしですか。
私は、本年4月より男女共学化したことを境に、学生部長の職を学長、学長補佐と共に退任させていただき、ようやく、重い肩の荷を下ろすことができました。
3年間、関係各位には大変お世話になりました。
本HPも久しぶりの更新ですが、この場をお借りいたしまして、厚くお礼を申し上げます。
さて、近況報告といたしましては、おかげ様をもちまして、久しぶりに、思うままに後期の授業の準備をしたり、徒然なるままに研究資料に目を通したりということで、気楽な夏休みを過ごしております。
さて、前置きが長くなりましたが、恒例の、夏山家族登山に出かけてきました。
今回目標とした山は、赤石山脈(南アルプス)の主峰で、富士山に次ぐ日本2位の標高を誇る、北岳(3193m)でした。
北岳は南アルプス北部に位置する白根三山の最北に位置するということからその名前が付けられたそうです。
今回のメンバーは、例によって、小学5年生の女子1名、小学3年生の女子1名、小学1年生の男子1名、および私と女房の計5名でした。
初日
早朝5:30に自宅を自家用車で出発し、名神自動車道と中央自動車道を利用し、韮崎インターで降り、山梨県は南アルプス市の芦安にある市営無料駐車場に10:00少し前に到着しました。
そして、南アルプスマイカー規制により県営林道南アルプス線を利用できないということから、前日に予約していたジャンボ乗り合いタクシーで広河原までアクセスしました。10:30に規制されているゲートが開くということで、早々にジャンボタクシーに乗り込み、夜叉神峠のゲート前に進み、待つこと5分、開門と同時に広河原を目指しました。
11:00過ぎに、今回の登山の起点になる広河原に到着、早速登山準備を整え、11:30に長い吊り橋を渡り山旅を始めました。
広河原にて |
吊り橋を渡ると登山道の始まりです |
広河原山荘の横を通り抜けると本格的な登山道が始まりますが、約20分で大樺沢へ進む道と白根小池小屋へと進む道の分岐点に到着しますが、今回は進路を右手に取り、樹林帯の中の急登をあえて選び、白根小池小屋を目指しました。
登ること3時間15分、本日の宿泊地である白根小池小屋に到着しました。
この小屋は昨年建て替えられたばかりの新しい小屋で、それはもう快適な施設でした。
早速、小屋の自動販売機で500mlの缶ビールを購入、ぐっと飲み干し、その後は持参したウイスキーをキンキンの雪解け水で割っていつものごとく、子ども達を相手に酒盛りをはじめました。
その後は、レトルトのカレーを作り、夕食、暮れゆく山並みを見ながら至福の時を過ごしました。
白根小池小屋に到着したところです |
小屋から見上げる北岳の頂です |
2日目は、5:30に起床、台風の接近で心配していた天候も目覚めてみれば晴れ間が広がる快晴、そこで、ご飯とみそ汁の簡単な朝食を済ませ、6:40に出発しました。
白根小池小屋からは、大樺沢の2俣へ続く淡々としたコースをとり、そこからは小太郎尾根まで一気に駈けのぼる右俣コースを進みました。
7:20に2俣に到着、雪渓を背中にしばしの休息、小太郎尾根までの厳しい登りに備えました。
7:30に登りに取り付きましたが、小学1年生の長男にエンジンがかかりません。
昨日はびっくりするほどがんばりましたが、その疲れのためでしょうか、小太郎尾根には10:50につきましたが、その間、3時間20分の登りっぱなしの時間、泣いては登り、登っては泣きの繰り返しでした。それから、さらに登ること1時間、ようやく北岳肩の小屋につきました。
そこで、小屋の前でラーメンを作り昼食、そして、13:30まで休息、それから、ザックは小屋にデポし、今回の登山の核心部分である北岳頂上を目指しました。
14:20に無事頂上に到着、残念ながら、ガスがかかっており見晴らしは利きませんでした。
晴れていれば、大パノラマだったそうですが、これも致し方ありません。
早速記念撮影、ちょうど頂上にいたご夫婦連れ方と意気投合し、いろいろな世間話をする中で、まか不思議、ご主人のお母さんのご実家が、我が家と同県同市、しかも目と鼻の位置で、その方は我が家のすぐそばで生まれたそうです。
頂上にて |
登頂後はそのまま15:00少し過ぎに肩の小屋に戻り、早速缶ビールを購入、350ml入りを2本、ぐいっと飲み干し、後は例によって持参のウイスキーでお湯割りにしていただきました。
で、水割りししなかった理由は、ここの小屋には雪解け水がなく、雨水をためて提供しているということで、これがあまりおいしくない、ということでお湯割りにした次第。
でもお湯割りもとってもおいしかったです。
その後は、牛丼を作り、持参した缶詰やらソーセージで夕食の宴、おまけといっては何ですが、ブロッケン現象にも遭遇、一同大満足でした。
ウイスキーをやっつけています |
夕食の宴です |
3日目はいよいよ下山の日です。
5時に起床、簡単な朝食をいただいた後、6:20に下山開始、小太郎尾根がら右俣を経て大樺沢を降りました。
で、大樺沢を降り始めたところで長女にアクシデント、スリップして登山道をはずれて数メートルを滑落、場所が場所だったら大事故にもつながりかねないことで、一同肝を冷やしました。
飴はなめると甘いが、山はなめるとにがいぞ、と、どこかの登山道の看板に書いてありました。
決してなめていたわけではありませんが、山では何が起こるかわからないので皆さん細心の注意を払いましょう。
ちなみに、下山後、ニュースで知ったことですが、私たちが下山して数日後、北岳直下の登山道で立教大学の学生さんがバランスを崩して滑落、帰らぬ人になったそうです(合掌)。
話を元に戻して、11:30すこし前に広河原荘に到着、身辺を整理して、そのまま広河原のタクシー乗り場へ、ジャンボタクシーを利用しようとしたら、なんとまた、頂上で相席したご夫婦と同乗ということになりました。
そこでもまた四方山話に花が咲き、珍道中の一行でしたが、芦安の市営駐車場に到着したあとこのご夫婦とはお別れをしました。
そして、3日間の垢を流すべく、市営の温泉へ直行、3日間の汚れと共につかれも洗い流していたところ、また、例のご夫婦と浴場で再会、互いに苦笑いをしていました。
入浴後は、市営の施設で昼食をいただき、一路帰宅の途へつきました。
毎年恒例の夏山登山ですが、こうやって子ども達と自然を相手に付き合っていると、子ども達の成長を肌で感じることができます。
長女などは、3年前、小学2年生の頃は、白山を、それこそ泣きながら登っていましたが、今回などでは、わたしより早く登り降りするようになりました。
2人で行動すると、もうついて行けません。
長男も泣きながらですが、3日間、歩き抜きました。
次女もその弟のことを心配しながらがんばりました。
山はいいですよ、
でも家族で登ったらもっといいですよ。
ということで今回の山行報告も終了です。
それではごきげんよう!
1月1日(木) あけましておめでとうございます |
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
さて、本日は元旦ということで、例によって、初日の出ご来迎鑑賞登山に行って参りました。
今回のメンバーは、小学4年生の女子1名、小学2年生の女子1名、保育園年長組の男子1名と私の計4名でした。
今回目指した山は岐阜市最高峰の百々が峰(どどがみね 417.9m)でした。
早朝4:30に羽島市の自宅を自家用車で出発し、5:00過ぎに百々が峰の登山口の一つである松尾池に到着いたしました。
そこで、登山の準備を整え、5:15に取り付きました。
真っ暗闇の中を懐中電灯の光を頼りに歩を進めていきました。
こんな感じで上っていきました。 |
6:30頃になると東の空が少しずつ明るくなっていき、見事な朝焼けとなって行きました。
そこで、今年は初日の出を拝めることを確信しました。
そして、最後の急坂を上り詰め7:00少し前に頂上に到着しました。
初日の出を待っています。 |
今年は見事なまでの初日の出でした。
こんな初日の出は見たことがありません。
まさに絵にも描けない美しさでした。
2007年の始まりです。 |
そして、下山、7:40に登山口の松尾池に到着、一路家路へ、途中、スーパー銭湯で汗を流しました。
松尾池の様子です。 |
さて、いよいよ2007年の始まりです。
東海女子大学は今年の4月から男女共学化し、大学名も東海学院大学となります。
共学化元年ということです。
おかげさまで、志願者も激増しています。
これまでに、推薦入試等、数種別の入試が終了しましたが、ありがたいことに、女子大時代よりも女子の志願者が増加しました。
さらに、男子の志願者数も女子の志願者数に迫る勢いで伸びました。
ですから、入試の実施もうれしい悲鳴ということで、当初準備していた面接室数では全く足りなくなり、自宅待機予定の教員全員に連絡を取り、学会等でどうしても無理な教員以外には全員に出勤してもらいました。
また、面接開始時刻も繰り上げて、何とか無事実施することができました。
関係各位にはお力添えをいただきましてありがとうございました。
これから一般入試等が始まりますが、これまたにぎやかになりそうです。
そんなことから、設備面でも、例えば、男子トイレなどは年次計画で増設していく予定でしたが、前倒しで、春休みに、一気に増設することになりました。景気のよい話です。
また、身体および聴覚に障がいを持った学生さんの入学も増えてきましたことから、ハード面はもちろんのこと、ソフト面でも指導教員制を充実させる等、その対応にも全力で取り組んでいるところです。
またまた忙しくなりそうです。
他方、私事になりますが、20年間非常勤講師として早稲田大学の保健体育科目でバドミントンを教えて参りましたが、今年度をもって退職することにいたしました。
関係各位には長い間お世話になりありがとうございました。
1年間に平均して約120名を担当してきましたので2000人以上の早大生にバドミントンを教えたことになります。
我ながら、よく頑張ったと思います。
しかしながら、ここ数年、往復6時間、新幹線を使っての通勤が苦痛になってきました(年のせいです)。
また、体が動く間に、できる限り子供たちのバドミントン指導をしたいとも思うようになってきました。
ですから、ちょうどよいタイミングなので決断しました。
とはいっても、学生時代も含めて30年近く関わりを持ってきた早大の記念会堂に別れを告げるのは少々寂しい気もしておりますが・・・
同時に、25年間勤めて参りました東海女子短大の非常勤講師の職も辞することにしました。
こちらも長い間お世話になりました。どうもありがとうございました。
新年度は、東海学院大学の学務と子供のバドミントン指導に全力を尽くそうと考えております。
子供のバドミントン指導に関しては、岐阜では有名な「びとう会」に復帰し、週に1度ですが、小学生の指導に参加することになりました。
15年以上ぶりの復帰です。
「びとう会」からは各種の全国大会で上位進出する選手が多数輩出されていますが、そのことに再び貢献したいと考えています。
「びとう会」の小学生部員のみんなには、一緒にがんばろうね!
ということで今年もよろしくお願いいたします。
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